この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
相談者は総合建設会社(ゼネコン)です。請け負った食品工場で食品事故が発生し、原因を調査したところ換気のための空調設備にミスがあり、それが原因であるとして巨額の損害賠償請求訴訟を提起されていました。
解決への流れ
空調設備のミスは確かに存在したのですが、食品事故との因果関係は疑問でした。食品衛生に関する知識のみならず、工場内の空気の流れや陽陰圧の設定、ゾーニング、菌類の性質など、専門家の協力を得て様々な角度から施主側の主張に反論しました。結果として、食品事故の原因が施工のミスにあると言えないとして、施主の損害賠償請求は認められませんでした。
建築設備についての知識に加え、食品衛生や菌類についての専門知識などが必要であり、学ぶことが多い事件でした。お互い専門家の協力を得ていましたが、ただ専門家の言うことを繰り返すだけではなく、最終的には法律的の視点から分析し、自分の言葉で論じることが重要であると改めて感じた事件でした。